iDeCoニュース

iDeCoの9月の新規加入者は3.5万人超、2カ月連続で前年同月比2ケタ増を記録

2019/11/05 13:14

 国民年金基金連合会が11月1日に発表したiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)の業務状況によると、9月の新規加入者数は3万5,472人で加入者総数は137万9,842人になった。月間新規加入者数は8月と比べて4,961人減ったが、前年同月(2018年9月)と比較すると12.4%増となっている。前年同月比で2ケタの伸び率を記録したのは、前月に続いて2カ月連続になる。iDeCoに対する関心が高止まりしていることがうかがえる。

 8月の新規加入者の内訳は、第1号加入者が3,636人(前月3,945人)、第2号加入者は3万428人(前月3万5,059人)、第3号加入者は1,408人(前月1,429人)となった。第2号加入者の中では、共済組合員(公務員)の新規加入者が8,495人(前月1万1,101人)となった。なお。iDeCoに事業主が掛金を上乗せする制度である「iDeCo+(イデコプラス)」の導入事業所数は836、対象従業員数は5,748人になった。

 6月に国会等において「老後資金として2000万円が不足する」問題が大きく取り上げられて以来、iDeCoの新規加入の伸び率に勢いがついている。6月までは、今年度の月間新規加入者数は、前年度実績を下回っていたが、7月からは3カ月連続で、最も加入が活発だった2017年度実績を上回る新規加入者数になっている。この勢いが続くと仮定すると、10月の新規加入者数は2017年10月の3万6,754人を超えて3万7,000人規模に拡大することになるが、はたしてどうだったろう。引き続き、加入者数の推移に注目したい。

iDeCo月間新規加入者数の推移

201909.jpg

出所:モーニングスター作成

    
    

バックナンバー

  1. DC専用ファンド(2020年12月)、国内株アクティブファンドが外国株並みの運用成績、運用対象に浮上するか ( 2021/1/08 19:31)
  2. iDeCoの20年11月の新規加入者は約3.3万人、第2号会社員の月額掛金ジワリ増額 ( 2021/1/04 16:24)
  3. DC専用ファンド(2020年11月)、国内外株式から大規模な資金流出も、成績好調なアクティブファンドには資金流入継続 ( 2020/12/10 10:50)
  4. iDeCoの10月の新規加入者は約3.7万人、第1号と第3号被保険者の加入は前年比20%増 ( 2020/12/01 17:30)
  5. DC専用ファンド(2020年10月)、運用成績トップは「ベイリー・ギフォード世界長期成長株」で年87% ( 2020/11/11 17:44)
  6. 企業型DCの優れた運営会社(NEC、システムアドバンス、TIS)を表彰、一段と重要性を増す継続投資教育 ( 2020/11/09 18:01)