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DC専用ファンド(2018年9月)、純資金流入額は約162億円と1年ぶりの低水準

2018/10/11 14:25

 DC専用ファンドの2018年9月の純資金流入額は約162億円と、前月(429億円)の4割弱の水準に減少した。月間の純資金流入額が100億円台という低調だったのは、2017年10月(173億円)以来、1年ぶりの低水準になった。前月に資金流入額が169億円あったバランスへの流入額は74億円へと大幅に減少した。また、国内株式へは53億円の資金流出となった。国内株式 が資金流出となったのも昨年10月(26億円の流出)以来のこと。

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※9月の純資金流出入額は推計値
出所:モーニングスター作成


 DC専用ファンド全体の純資産総額は約5兆2,359億円と前月比1,467億円増加した。6カ月連続の増加になり、前月に引き続き史上最高になった。1,400億円を超える増加額は、2016年11月(1,508億円の増加)以来、約2年ぶりの大きな増加額になった。2018年9月末の資産配分状況は、株式ファンド45%、債券ファンド19%、バランスファンド 34%という割合で、8月末と比較すると株式ファンドの比率が1%ポイント増加し、債券ファンドの比率は1%ポイント減少した。(※個別のDC規約では、DC専用ファンド以外のファンドを制度に採用している場合があるため、DC専用ファンド全体の純資産総額は、国内DC制度全体で運用されているファンドの残高とは一致しない)
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出所:モーニングスター作成


資金流入額のトップはレオス・キャピタルワークスの「ひふみ年金」が返り咲き

 DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキングトップは、レオス・キャピタルワークスの「ひふみ年金」が、トップになった。同ファンドは7月にトップになった後、8月には6位に後退していた が、今回再びトップに返り咲いた。「ひふみ年金」が資金流入額トップ10に初めて入ったのが2017年2月だったが、当時の純資産総額は8億9,900万円だった。そして、同年7月からトップ10にコンスタントにランクインし、純資産額が203億円を超えるまでに大きくなってきた。

 2位~4位までは、外国株式インデックスファンドが占めた。2位から順に「DCニッセイ外国株式インデックス」(ニッセイ)、「野村DC外国株式インデックスF・MSCI」(野村)、「野村 外国株式インデックスF(確定拠出年金)」(野村)と続いた。8位の「DIAM外国株式インデックスF<DC年金>」(アセマネOne)、9位の「三菱UFJ DC海外株式インデックスファンド」(三菱UFJ国際)と、ベスト10のうち半数までが、外国株式インデックスファンドになった。

DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキング

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※2018年9月末時点、純資金流入額は推計値
出所:モーニングスター作成


トータルリターン上位の大半を日経225インデックスファンドが占める

 個別ファンドの過去1年間のトータルリターンは、アセットマネジメントOneの「ファンド・コロワイド(DC年金)」が5カ月連続でトップになった。第2位の「MHAM日本成長株ファンド<DC年金>」(アセマネOne)も5カ月連続の2位。

 3位に「大塚グループ株式F(確定拠出年金向け)」(野村)が入った他、トータルリターンランキングのトップ10のうち9本が国内株式ファンドになった。そのうち6本が日経225に連動するインデックスファンドだった。「ファンド・コロワイド(DC年金)」と「大塚グループ株式F(確定拠出年金向け)」は、特定の企業に投資するファンドであり、国内株に投資するアクティブファンドは、2位に入った「MHAM日本成長株ファンド<DC年金>」を除けば、日経225に勝てていないことになる。

DC専用ファンドのトータルリターン(1年)ランキング

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※2018年9月末時点、純資金流出入額は推計値
出所:モーニングスター作成

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