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DC専用ファンド(2018年7月)、純資産総額が初めて5兆円の大台乗せ

2018/08/08 16:10

 DC専用ファンドの2018年7月の純資金流入額は約370億円と、前月(685億円)から半減した。前月に資金流入額が313億円あったバランスへの流入額は144億円と大きく後退した。また、国内株式、先進国株式など、このところ資金流入が続いている資産への資金流入額も細った。その中で、REIT(不動産投資信託)への資金流入額は21億円と前月(13億円)から大きく伸びた。REITに月間20億円以上の資金流入があったのは、2016年7月以来2年ぶりのことになる。

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※7月の純資金流出入額は推計値
出所:モーニングスター作成


 DC専用ファンド全体の純資産総額は約5兆460億円と、前月比1,098億円増加した。4カ月連続の増加になり、前月に引き続き史上最高になった。初めて5兆円台に乗せた。純資産総額が月間で1,000億円以上拡大したのは、2017年9月(1,242億円増)以来10カ月ぶりのこと。2018年7月末の資産配分状況は、株式ファンド44%、債券ファンド20%、バランスファンドに34%という割合で、6月末と同じだった。(※個別のDC規約では、DC専用ファンド以外のファンドを制度に採用している場合があるため、DC専用ファンド全体の純資産総額は、国内DC制度全体で運用されているファンドの残高とは一致しない)
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出所:モーニングスター作成


資金流入額のトップは「ひふみ年金」、独立系運用会社のファンドで初の1位獲得


 DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキングトップは、レオス・キャピタルワークスの「ひふみ年金」になった。前月は10位にまでランキング順位を落としていたが、全般に資金流入額が減少する中にあって安定的な資金流入が続いている強みで一気にトップに立った。独立系の運用会社のファンドが資金流入額で月間1位を獲得するのは初めて。ただ、「ひふみ年金」の純資金流入額13億円は、前月トップだった「DIAM DC8資産バランスファンド(新興国10)」(アセマネOne)(57億円)の4分の1以下の水準にとどまる。

 2位には野村アセットマネジメントの「野村J-REITファンド(確定拠出年金)」が入った。このファンドが資金流入額トップ10に入ったのは、2016年7月以来2年ぶりのこと。REIT型ファンドがトップ10入りしたのも同月以来のことになる。

 3位の三菱UFJ国際投信「三菱UFJプライムバランス(安定成長型)DC」は、DC専用ファンドで最も残高が大きなファンドとして安定的にトップ10入りをしている。


DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキング

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※2018年7月末時点、純資金流入額は推計値
出所:モーニングスター作成


リターン1位は3カ月連続でアセマネOne「ファンド・コロワイド(DC年金)」


 個別ファンドの過去1年間のトータルリターンは、アセットマネジメントOneの「ファンド・コロワイド(DC年金)」が3カ月連続でトップになった。第2位の「MHAM日本成長株ファンド<DC年金>」(アセマネOne)から、第7位の「三菱UFJ<DC>日本株αファンド」(三菱UFJ国際)までは、前月と同じ順位だった。

DC専用ファンドのトータルリターン(1年)ランキング

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※2018年7月末時点、純資金流出入額は推計値
出所:モーニングスター作成


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