iDeCoニュース

iDeCoの1月新規加入者は3.8万人、加入者総数は78万人を突破

2018/03/02 11:16

 国民年金基金連合会が3月1日に発表したiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)の業務状況によると、1月の新規加入者数は3万7,767人となり、加入者総数は78万0,076人になった。月間新規加入者数は12月と比べて3,376人増えた。月間の新規加入者数は11月に約2.7万人の水準に落ち込んだ後、2カ月連続で月間加入者数が拡大した。月間3.8万人規模の新規加入者は昨年4月以来の高水準になった。

 1月はiDeCo改正1周年となり、野村證券がiDeCoの運営管理機関手数料を月額掛金1万円以上で無料に改定するなど、実質無料化を発表。みずほ銀行が、運用商品ラインナップを拡充するなど、iDeCo2年目を迎えて、商品性のテコ入れがあった。「つみたてNISA(ニーサ、少額投資非課税制度)」のスタートもあり、金融機関の窓口においては、制度概要の紹介とともに積立投資を使った資産形成について熱心に説明するようになっている。「つみたてNISA」のスタートが、改めてiDeCoへの注目を促す一因になっている。

 1月は世界の株式市場が値上がりするなど、市場環境が良い状態が続いたが、2月は一転して株価が急落するなど不安定な市場になった。この市場の変化がiDeCoの加入状況に、どのような影響を与えるのか注目される。毎月の掛金で積立投資を行うiDeCoは、市況変動を意識することなく、いつでもスタートできるメリットがある。3月期末の接近によって、金融機関の営業姿勢が高まるタイミングを迎えている。なお、松井証券は3月からiDeCoに新規参入することを発表している。

iDeCo新規加入者数の推移(2016年12月~2018年1月)

20180302_kanyusha.jpg

出所:モーニングスター作成


20180302.jpg

【関連記事】
「現金・預金好き」いつまで続けますか? 伸び悩む日本の個人金融資産
それでも「元本確保型」を選びますか? iDeCo採用ファンドの約30%が20%超のリターン
iDeCoの商品選び、1年目の運用成績に見えた低コストファンドの限界

    
    

バックナンバー

  1. DC専用ファンド(2020年5月)、資金規模はコロナ前を回復、資金流入はバランスへも拡大 ( 2020/6/05 18:02)
  2. iDeCoの4月の新規加入者は約3.2万人で前年同月比1.5%減、コロナ自粛でも底堅い需要 ( 2020/6/01 17:03)
  3. DC専用ファンド(2020年4月)、先進国株式ファンドへの資金流入が一段と拡大 ( 2020/5/13 16:13)
  4. iDeCoの3月の新規加入者は約3.7万人で前年同月比14%増、iDeCo+の実施事業所拡大 ( 2020/5/01 18:08)
  5. DC専用ファンド(2020年3月)、コロナショックで純資産総額が5カ月ぶりに6兆円割れ ( 2020/4/08 15:39)
  6. iDeCoの2月の新規加入者は約4.2万人で18年4月以来の高水準、加入150万人突破 ( 2020/4/03 18:22)