iDeCoニュース

iDeCoに高まる女性の関心、モーニングスター「女性のためのiDeCo活用セミナー」が盛況

2017/08/28 12:26

ideco0825.jpg
「女性のためのiDeCo活用セミナー」の様子
 モーニングスターが8月25日に東京・八重洲で開催した「女性のためのiDeCo活用セミナー」は、女性限定で募集を募った平日のセミナーであるのもかかわらず、座席が足りなくなるほどの盛況で、約150人が熱心に講師の話に耳を傾けた。基調講演はCFPで社会保険労務士の井戸美枝氏が務め、協力はSBI証券、協賛は三菱UFJ国際投信。iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)は、加入者の男女比が7対3であり、女性は潜在的な加入意向者が多いと考えられること、また、急速に加入者数が増えている中にあって制度のより良い活用についても関心が高まっていることをうかがわせた。

 基調講演で井戸氏は、「今から備える女性のための生活設計~iDeCoで始める老後資金~」をテーマに語り、「人生100年時代を、楽しく長生きするために、iDeCoを上手に使おう。iDeCoには資産を増やす黄金の3原則である『積立』『投資』『節税』が備わっているので是非活用したい」と呼びかけた。「iDeCo掛金の全額控除によって課税所得の水準が低くなると、保育園に入りやすくなったり保育料が安くなるかもしれない。社会保障は、必ずコストを私たちが負担している。その仕組みを良く理解して、なるべく負担を少なく、上手に制度のメリット受けられるようにしたい」と、女性の視線を意識した話が多く、来場者は深くうなづいていた。

 また、第2部のパナルディスカッションは「お得なiDeCo! プロが教える商品選択法とは?」をテーマに実施され、三菱UFJ国際投信執行役員の大平恒敏氏がモーニングスターのファンド分析部マネージャーの坂本浩明と対談。大平氏は、「資産運用で負けないことをめざすにあたって、時間分散の効果がある積立投資の効用は大きい。値下がりした時にたくさん買えるドルコスト平均法の効果を使いながら、世界全体にバランス良く投資することがポイント。依然として世界全体では人口も増え経済成長している」と世界の株式や債券などに分散投資することの重要性を語った。

 なお、iDeCoの実施主体である国民年金基金連合会によると、2017年3月末時点でiDeCoの加入者で女性は13万4,472人で全体の31.2%にすぎない。今年1月に制度改正によって加入対象者が第3号被保険者にまで広がり、会社員・公務員(第2号被保険者)から、出産・子育てによって第3号被保険者になっても継続的に確定拠出年金制度への加入が可能になるなど、働き方の多様化への対応が進んだことで、女性の加入が一段と拡大することが期待されている。

ideco_MaleFemale.jpg
「女性のためのiDeCo活用セミナー」採録記事

    
    

バックナンバー

  1. DC専用ファンド(2021年3月)、DCファンドの資金流入額が大幅回復、3月末の純資産総額が過去最大規模に増額 ( 2021/4/07 18:14)
  2. iDeCoの2月の新規加入者は約4.6万人、制度改定以来4年ぶりの増加水準 ( 2021/4/01 18:38)
  3. DC専用ファンド(2021年2月)、DCファンドの資金流入額が激減、バランス型は資金流出に転換 ( 2021/3/08 15:44)
  4. iDeCoの1月の新規加入者は約3.87万人、加入者総数が185万人突破 ( 2021/3/05 14:35)
  5. DC専用ファンド(2021年1月)、DCファンドに高水準な資金流入が続くものの国内株式からは資金流出 ( 2021/2/10 11:01)
  6. iDeCoの12月の新規加入者は約3.8万人、加入者総数が180万人突破 ( 2021/2/01 18:37)