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三菱UFJ国際投信のDC専用ファンド、品質を追求したパッシブファンドの充実した品揃えに強み

2017/03/31 09:45

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三菱UFJ国際投信
投信商品企画部DC推進室
室長 西沢良夫氏(右)
マネジャー 森尚子氏(左)

 三菱UFJ国際投信のDC専用ファンド「三菱UFJ プライムバランス(安定型)(確定拠出年金)」<2002110802>、「三菱UFJ プライムバランス(安定成長型)(確定拠出年金)」<2002110803>、「三菱UFJ DC海外株式インデックスファンド」<2006051501>などが2月末現在、モーニングスターレーティングで最高格付けの★★★★★を取得している。モーニングスターレーティングは、過去3年間、5年間、10年間のファンドのリスク調整後パフォーマンスを★の数で評価するもので、最高位の★★★★★は、同一カテゴリーで上位10%以内の優れた成績を残したことを表している。同社のDC専用ファンドの特徴等について、三菱UFJ国際投信商品企画部DC推進室長の西沢良夫氏(写真:右)と同室マネジャーの森尚子氏(写真:左)に聞いた。(格付け評価は、すべて2017年2月末現在)

――5つ★、4つ★など高い格付けを取得しているDC専用ファンドの特徴は?

森 「三菱UFJ プライムバランス(確定拠出年金)」は、「安定型」、「安定成長型」に加え、「成長型」<2002110803>(★★★★)の3本が、国内外の株式・債券の4資産に投資し、株式への組み入れ比率を25%(安定型)、50%(安定成長型)、75%(成長型)にしたパッシブバランスファンドのシリーズだ。新興国株式・債券と内外REITを加えて8資産に投資する「三菱UFJ プライムバランス(8資産)(確定拠出年金)」<2012021501>(★★★★)もあり、企業型DCプランも含めて、DC向けに提供しているファンドの中軸になっている。

 中でも、「三菱UFJ プライムバランス(安定成長)(確定拠出年金)」は1本で、純資産額が1500億円を超え、DC専用ファンドとしては業界でも最大の規模になっている。多くのDCプランで採用していただき、堅調なパフォーマンスによって資金流入も安定し、残高が大きくなってきた。そして、残高が大きくなることで一層、運用が安定するという好循環になっている。

 パッシブ運用型のファンドは、連動をめざす指数の動きとのズレを表すトラッキングエラーが小さい方が優れたファンドとされるが、そのためには、一定水準の規模があること、また、資金の流出入が安定していることなどがポイントになる。さらに、信託報酬に売買執行コストなどのコストを加えたトータルでのコスト(エクスペンスレシオ)を低く抑えることも重要だと考え、積極的に取り組んでいる。

 これは、ファンドマネジャーの手腕だけではなく、会社全体の運用管理体制が問われることであり、当社では個別の運用コストを厳格に管理し、投資家サイドに立った運用管理を実施することによって全体コストの低減を図っている。「三菱UFJ DC海外株式インデックスファンド」などのパッシブファンドに高い格付けをいただいているのは、このような運用管理姿勢を含めた全体の運用品質管理の結果だと思う。

 運用の品質については、インデックスファンドシリーズ「eMAXIS」のブランド価値として追求していることでもある。「eMAXIS」はiDeCoで採用していただくことも増えている。

――DC向けの商品として問い合わせ等が活発な商品は?

西沢 お問い合わせは、わかりやすいパッシブ型でベーシックなファンドに多い。「プライムバランス」シリーズは依然として提案の中心だ。DCでの運用商品は、長期で安定的にという考え方で選択されるので、バランスファンドとして採用実績も多い「プライムバランス」シリーズは安心感もある。当社では、米国のDC制度などで広く活用されているターゲットイヤーファンドも用意し、DCの運用ニーズに応えるラインアップとして提案している。

 そして、安定的な運用という点では、リスク水準を一段と低く抑えたファンドについての問い合わせも増えている。「三菱UFJ DCバランス・イノベーション(KAKUSHIN)」<2014053002>は、国内外の株式・債券に投資し、資産配分比率を市況によって柔軟に変更して価格の下落リスクを抑制するもの。一般の公募投信では、「KAKUSHIN」と同等の資産配分比率にした「株式抑制型」<2013102505>(★★★)の他、「株式重視型」<2013102506>(★★★)、「新興国投資型」<2013102507>(★★★★)の3段階に加えて、一段とリスクを抑制した「債券重視型」<2014122401>も提供している。

 一方、DCの運用商品の中で加入者が何を選んだらよいのか分からないという状況への対応策として、ロボ・アドバイザーの活用にも注目している。ファンド選択をサポートするツールとして提供している「ポートスター」によって、「eMAXIS 最適化バランス」シリーズをDCに導入するというのも、一つの選択肢になっている。

――これからのDC市場への取り組みは?

西沢 「プライムバランス」シリーズや「KAKUSHIN」、「eMAXIS最適化バランス」などは、資産運用のコアとして活用していただく商品だが、コア・サテライト戦略の中ではサテライトに位置付けられる「金(ゴールド)」に投資する「三菱UFJ 純金ファンド(愛称:ファインゴールド)」<2011020701>(★★★★★)もDCの運用商品に採用していただけるところが少なくない。積立資金の全額をゴールドでということではなく、資金の一部はインフレに備えて実物資産にしておきたいという考え方だと思う。このようなサテライト型の商品については、使い方も含めた提案ができるようにしていきたいと考えている。

 「貯蓄から資産形成へ」という資産運用の大きな流れを作っていこうという国の方針のもと、資産運用では「積立」というキーワードが一段と重要になってきている。引き続き、積立投資をバックアップする商品提供や情報発信に努めていく。


    
    

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