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横浜銀行のiDeCo、神奈川県内各地で行うセミナーと運営管理手数料無料キャンペーンで加入を後押し

2017/03/28 09:07

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横浜銀行 ブロック支援部
法人取引推進グループ
主任調査役
萩原徹氏
 横浜銀行は17年1月1日から、iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)新プラン「横浜銀行個人型確定拠出年金」の取り扱いを開始した。新プランは、運営管理機関手数料を銀行業界で最低水準に引き下げるとともに、運用商品ラインアップを見直している。新プランの特徴と、取り扱い方針について横浜銀行ブロック支援部法人取引推進グループ主任調査役の萩原徹氏に聞いた。


――新プランの特徴は?

 確定拠出年金については制度発足当初からサービス提供をしてきたが、昨年までの個人型の取り扱いは、企業型確定拠出年金制度からの移管者の受け皿という位置づけだった。今年から希望する全ての方々が加入できる制度に改正されたため、新しい発想による新プランを用意した。運営管理機関手数料は月額286円(他に国基連等に167円)と対面サービスをする銀行としては最も低い水準に設定。運用商品ラインアップも見直した。

 また、加入後に長期にわたって資産運用を行っていただくことに必要な情報提供等について従来以上に充実させた。加入者向けの専用WEB、また、専用コールセンターの運営については、野村證券に業務委託し、専用WEBでは、わかりやすい資産状況の表示、また、各種シミュレーション機能をご利用いただけるようにした。たとえば、資産配分シミュレーションでは、リスク許容度に応じたモデルポートフォリオの提示などもできる。

 コールセンターは、平日は夜9時まで、土日も午後5時まで受け付け、最初からオペレーターが対応するため、自動音声対応の煩わしさを感じることなく、質問等に対応できる体制になった。

――運用商品ラインアップの特徴は?

 銀行で取り扱っている投資信託で人気のある商品なども参考にしたラインアップにするとともに、iDeCoを使った長期投資にふさわしい商品を選んだ。元本確保型商品1本、投資信託15本で、合計16本のラインアップになった。

 長期投資を考えるときに重要になる分散投資については、低信託報酬のインデックスファンドシリーズである三菱UFJ国際投信の「eMAXIS」シリーズを軸にして、伝統的4資産(国内外の株式・債券)に加え、新興国の株式・債券、REIT(不動産投資信託)もそろえた。そして、安定型から成長型のバランス型ファンド、さらに、リスク水準を一定に保つように資産配分比率を動かすアセットアロケーション型ファンドもそろえている。長期で効率的な運用を実施する際に、基本的な商品は押さえたつもりだ。

――iDeCoの普及についての取り組みは?

 加入前も加入後も、お客さまに対する継続的な情報提供が重要だと考えている。当行の個人向けサービス部門が一致して取り組むサービスのひとつにiDeCoが位置付けられている。これは、掛金の拠出時・運用時・受取時の3段階で税制メリットがある有利な制度であるにもかかわらず、多くの方がご存じないからだ。お客さまに多くのメリットがある情報だから、その周知を積極的に行っていくのは当然だという考えで取り組んでいる。

 支店、エリア、そして、ブロックという3つの層を使って、iDeCoの制度内容を周知するセミナーを開催している。1回あたり30名~40名程度の小規模セミナーだが、すでに3月末までに40回のセミナーが予定されている。土・日に営業する上大岡支店、町田支店などの店舗でも2月に土曜日のiDeCoセミナーを開催して好評だった。また、支店が独自に行うセミナーで支店長が講師を務めるセミナーが好評だが、この支店長セミナーのテーマに「iDeCo」を取り上げるところも出てきた。

 セミナー等を開催していると、女性のお客さまの関心が高いことに気付く。平日に行うセミナーは夕方6時30分から8時で行うことが多いが、8時ごろまで残って熱心に質問されるのは女性のお客さまに多い。節税に関する興味が強い。本を読んだりして自分なりに勉強はしているのだが、やはり、セミナー等で話を聞いて納得した、安心できたというお声をいだたく。対面での情報提供になると、神奈川県内を中心に約200店の店舗ネットワークの強みが活きる。女性や若いお客さまに積極的にアピールしていきたい。

 また、県内のお取引企業の総務・人事担当者向けiDeCoセミナーも3月に予定している。企業向けで活用している事業主の手引きなどを配布して、事業所向けの情報提供も強化する。地方公共団体からは、iDeCoセミナーについて講師派遣の依頼を受けるので、それらにも積極的に応じている。

 今年になって、支店長セミナーでiDeCoがテーマにあがるなど、支店ベースでのiDeCoへの取り組みが定着しつつあり、それに伴って2月からは加入キットの送付件数は1日当たり数十件ベースに増えてきた。今後は、加入前のお客さまに加え、加入後のお客さま向けセミナーも開催するなど、継続的な情報提供を続けていきたいと考えている。

 さらに、4月3日から「iDeCoの手数料無料キャンペーン」を実施する。2018年4月15日までに新規加入申し込みいただき、加入手続きが完了したお客さまを対象に、2018年6月までの運営管理機関手数料を無料にする。このキャンペーンは、今年1月以降に新プランに新規加入していただいたお客さまも対象に加える。この機会に、多くの方々にiDeCoに興味を持っていただき、ご加入を検討していただけるよう、iDeCoを広く紹介していきたいと思っている。



    
    

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