資産管理コラム

2017年6月iDeCoサイトランキング更新! 上位に輝いた金融機関は?

2017/06/19 10:30

 6月13日、モーニングスターのiDeCoサイトランキングが更新されました。モーニングスターではインターネットサイトの評価機関、ゴメスコンサルティングの協力の元、定期的にWebサイトの利便性、商品の充実度、手数料などを10点満点の総合評価によってiDeCoのサイトランキングを発表しています。ランキング結果は以下の通りになりました。各金融機関では低コスト商品が続々と登場し、信託報酬ではなかなか差がつきにくい結果となる中、差がついたのは豊富な商品数やサービス、Webサイトの充実度などでした。では上位に輝いた金融機関の特徴を見ていきましょう。(詳しくはこちらをご覧ください)

<図表1 ランキングの図表>

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出所:モーニングスター作成

上位に輝いた金融機関の特徴は?

 第1位のSBI証券は運営管理機関手数料が無条件で無料です。無料でも金額指定があったり、期間限定で無料など、金融機関別でも制約付きの金融機関が多数を占める中、SBI証券は無条件で無料となっています。無条件で無料なのはSBI証券、楽天証券の2社のみです。また商品数でも66本も第1位であり、コモディティ(商品)投信など、ファンドも様々な資産クラスに網羅されているため、運用の幅も広がります。

 第2位のりそな銀行ではWEBサイトの分かりやすさが高評価となりました。加入後のサポート体制や加入後の変更手続き方法を記載するなど利用者が目線の情報を多く提供しています。第4位の岡三証券は、商品数は40本と全体の第2位と豊富な商品を取り扱うことに加え、初心者向けに投資スタイルを判定し、最適なポートフォリオが作れるロボットアドバイザーによるシミュレーションが好評です。

 また、第5位のスルガ銀行ではバランスファンドが8本と充実しています。地方銀行は手数料が高く、商品数は少ない傾向にありますが、スルガ銀行は地方銀行の中ではいち早く手数料無料を打ち出すとともに、商品の拡充にも着手しています。

そもそも金融機関を選ぶポイントは?

<図表2 金融機関選びのポイント>

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出所:モーニングスター作成

 金融機関手数料、商品のラインナップ、WEBサイトの使いやすさ、情報の充実度、が主に重要となるポイントです。iDeCoランキングも上記の項目を加味して点数化していますので、金融機関選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。

 その中でも、運営機関手数料が特に重要となってきます。運営管理機関手数料は金融機関ごと異なり、無料から月450円までと、年間では0円から5,400円もの差となります。また取扱い商品数でも3本から66本まで各金融機関で大きな差があります。多数の資産クラスの中から選びたい、多くの選択肢があった方が良いという人もいれば、たくさんあっても選べないので少ない方がいいなど、人によって様々です。自分はどのタイプなのか考え、自分に合った最適な金融機関を選びましょう。

 WEBサイト上の情報発信も重要なポイントです。候補の金融機関が決まったら各社ホームページを確認して、どこが一番自分にとって使いやすいか確認しましょう。iDeCoは加入後も金融機関を変更できるものの、移管時はいったん現金化しなければならないなど、手間がかかります。加入の際には手数料、商品数などきちんと見極めることをお勧めします。iDeCoは60歳までの長い付き合いになります。一時のキャンペーンなどに流されず、今後のライフプランなど長期的な視野を持って慎重に決定しましょう。